Traditional on the Ice

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02 2007

ヒトゲノム>>>>>>>>(越えられない壁)>前任者のプログラム

大学の研究のように引継ぎが多い環境だとよく問題になるのが

前任者のプログラム・・・・・・・・・イミフwwwwwww

という状態です。
正直言って学生のプログラミングですので、
前のエントリ

プログラミング

で、触れたように必ずしも十分にカプセル化されていて、再利用性、拡張性が確保されているプログラムが書かれているわけでもなく。グローバル変数がバリバリ使用されていたりする、いわゆるスパゲティコードが発生していることも良くあります。ハイ。
さらに仕様書もなかったり(というかあるほうが稀)するのでますます意味不明に^^;

原因としては、やはり「動けばいいや」的なプログラミングが挙げられるのではないでしょうか。

「そう、プログラムは所詮道具であって目的じゃないんだから動けばいいのさ。それより大事なのは手法のオリジナリティとその有用性さ><b」

ってことに上手くすり替わっている気がしますw
そしてその“道具”の整備不良に無駄な時間をとられている、と・・・。

幸い僕の前任者は、比較的わかりやすいコーディングとコメントを残してくれているのでやりやすいですが研究室内にはスパゲティコードにうなされている人も^^;

コーディング。なめられません。

と、前振り長くなりましたが、こういったスパゲティコードは実は身近にもしかも世界最大のやつがあったということで今日の引用

スパゲッティコード
それはプログラマーにとっての悪夢。
しかし分子生物学者が格闘しているゲノムという怪物は、まさにこのスパゲッティコードなのだ。

かつて分子生物学者は遺伝子の実体としてのDNAを見出し、
DNAがATGCという4進数で書かれたバイナリコードであることを知った。
さらにDNA配列の解読が可能になったとき、学者達はこれで遺伝子の機能解析が大きく進むと考えた。

程なくしてゲノムという未知の言語で書かれたプログラムの文法が徐々に解明されだし
いくつかのファンクションの解明が進んだことで人々はその確信を強めた。

さらにDNA解析の技術が発達し、ゲノム全体を読むことが可能になると、
これで生命機能の解明はなったようなものだという声すら聞かれた。

しかしその考えは甘すぎた。

そうです。DNAというのはほぼ全てグローバル環境のプログラムコードなのです。しかもバイナリコードで、使わなくなったジャンク情報もたっぷり。こんなプログラムが生物の中では、たまにエラーを起こしながらも奇跡的に動いているわけです。

そこで、

「ちょっと生物のDNAを最適化してその後の開発をしやすいようにしたいんだけど、君ちょっとこのプログラム書き直して」

と言われたら僕だったら断固拒否ですね。ハイ。

だって
おかげでDNAはあちこちコピペやたらいまわしの痕跡が残っているし、
使われなくなった関数も消されないからあちこちに残っている。
かつて侵入したウイルスの断片すら消されずに残っている始末だ。
全くもって無駄だらけだ。

しかしそのスパゲッティコード性ゆえに開発者以外は迂闊にいじることも出来ない。。
こんなのに触れたくありませんw

しかし現在の最新科学でこの分野に携わっている人たちはそれを実際にやろうとしているんだから恐れ入ります。遺伝子組み換えは関数の差し換えってところでしょうか。

でも、まだバイナリコードですけどこれが解析されてこのコードを生成する高級言語とコンパイラが開発されたら飛躍的に遺伝子工学分野は発展するんでしょうね。

それがいいことかどうかは別として。

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